2012年12月10日月曜日

家族内に嘔吐下痢症が発症したら、まずは手の触れるところを消毒・除菌しましょう

先週の土曜の深夜から次男坊が激しい嘔吐。

続いて下痢症状。
まさかの流行りもの、
嘔吐下痢症になってしましました。


日曜日に長男・長女の幼稚園のお遊戯会が控えていたので、
なんとか家族内感染を防ぐべく、妻と協力して感染拡大予防に努めてきました。
功を奏したのか、家族内感染は今のところ見られていません。


感染予防のために真っ先に取り組んだのは・・・

院内の感染委員会に所属していたのもあって、
対策の知識・グッズは準備万端です。

http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/issue/health/webversion/web25images/norovirusdisinfection.pdf




んが、しかし、準備はしていても感染のリスクはかなり高いのがこの嘔吐下痢症。


特に、注意していたのは・・・

感染症状が現れたら、
人が触れる部分を消毒・除菌すること。




飛沫感染、接触感染といろいろな感染経路がありますが、
人が触れるところを媒介として家族内感染が一気に広がる事が怖いです。
特に家庭内では触れるところが各部屋ごとに集中しますので、
そこを消毒することが出来れば感染のリスクを減らすことが出来るでしょう。



嘔吐下痢症を引き起こす原因はウイルス(ノロ・ロタ)が多いのですが、普通のアルコール消毒ではノロウイルスは除菌することができません。
アルコール消毒が効くのはインフルエンザウイルスです。

ノロウイルスには塩素系の消毒剤が効きます。
嘔吐下痢症がでたら、塩素系の消毒剤(例:ハイター)で消毒しましょう。


消毒するポイントは
1.ドアノブ
2.電灯のスイッチ
3.リモコン
4.携帯電話
5.水道の蛇口とレバー

の5つは確実に消毒をしておいたほうがいいでしょう。
消毒をするポイントを見つけるときには、
部屋にいるときについ触ってしまうものを思いながら部屋全体を見渡して見てください。

上の5つのポイント以外にもあるかと思います。



では、皆さんも体調を崩されないように!

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