2019年1月7日月曜日

【研究寺子屋】長いお休み明けの仕事初めはまずはチェックリストの見直しから始める


仕事始まりました



大学教員になって,ありがたいなと思うことは,季節毎にまとまったお休みがいただけることです.臨床現場にいるこはここまでの連休は取れませんでした(とったとしても子供の体調不調とかインフルエンザで家庭内感染が生じた際ぐらい).相当の日数,お休みが重なると,仕事明けに『あれ?何からするんだっけ?』とお仕事の迷子になることがしばしば生じます.

確か年末に頼まれていた仕事があったような気がするけど,メモには書いているけど,何からしたらいい?
ってなりません?




新年って新しいことを始めたくなりますが



新年のスタートダッシュのためには,年末の準備が必要なんですが,師走の慌ただしい中でなかなか準備ができない人も多いかと.

毎年,新しい手帳を手に入れて
目標やらしたいことを書いて
とにかく今年は色々と切り替えてがんばろー!
って意気込む気持ち!わかります.

僕も実際そうでした.
年の頭にものすごくテンションあげて色々なことにチャレンジしますが,いつも通りの仕事に忙殺されていつの間にかチャレンジが続かなくなり・・・

現状の抱えている仕事量やその進捗状況を把握する前に新しいことに手を出してしまうのが問題かと.




まずは現状把握を優先に



とりあえず,長期休暇の後は現状の把握をしましょう.これに徹します.

昨年までしていた仕事の進捗状況を眺める,
昨年のカレンダーを眺める,
机の上のメモを眺める,
自分の手帳を眺める,
昨年,自分がしていたことを眺めるだけでもいいんです.

改めてするべきことを確認する.
改めてスケジュールを確認する.
改めてタスクの優先を認識する.

ここから始めましょう.
新年を迎えてウキウキしちゃう気持ちはもちろん僕も持ちます.だからこそ,何かをおき忘れずに前に進むためにも,




まとめ



とまあ,自分自身への戒めも込めての記事となりました.浮足立たずに,地に足をつけてじっくりと仕事初めに向かいます!

そうはいっても,もともと状況把握のための手法なんて知らないし,そんなに小まめな人間じゃないし・・・って人も,ちょっとしたコツで現状把握ができます.
そのコツはまた後ほど.

2019年1月6日日曜日

2019年も研究寺子屋は大きく動き出しますよ!


あけました!



あけましておめでとうございます.昨年はいろいろな人にお世話になりました.楽しく学び・楽しく伝えることができた一年であったと思います.
今年も昨年以上に大きく動き出しますよ!



2018年の実績



研究寺子屋の活動実績として

個人の研究活動支援が3件
施設の研究活動支援が2施設(うち,学会発表採択が2演題)
単発のタスク管理・情報管理のコンテンツ講演が5件ありました.
やはり関東に来るとニーズの数と質が高まっているのを肌で感じます.




2019年はどうする?



今年の2019年は
個人の研究活動支援が2件
施設の研究活動支援が1件
単発のタスク管理が2件と
すでに順調な兆しが見られるかな?
あとは,とある学会への5本の学会発表を持ち込み企画として準備中です.

忙しい日々を過ごすことになりますが,研究寺子屋として活動していることは楽しくてしょうがないです.




まとめ



時間はかかりますが,僕の活動が理学療法の,セラピストの成長につながることになると信じて今年も研究寺子屋としての活動はもちろん継続して,更に発展してきます.

皆様の一助になりますように.

2018年12月19日水曜日

【読む前書評】「リハビリ部門管理者のための実践テキスト」を読む前にちょこっとご紹介

読む前書評するよん


こぞって評判のいいこの本.アマゾンランキングで軒並み1位を獲得していってるようですね!最近,友好のある細川 寛将@hosokawa777 さんからもご紹介をいただいておりました.



アマゾンで1位ってキャンペーン導入してなくても(したのかな?)取れるって,本に対する期待が高い証拠ですし,その内容が優れているからこその結果ですね.すげえっす.

セラピストのための大人の働き方って誰にも教えてもらえません.成功者の声を聞いて指導を受けるのが一番手っ取り早いんですが,周りを見渡しても苦労している先輩ばかり.どこで学べばいいんだろう???とは常日頃考えておりました.

「お!この本は僕の思いを解決してくれるんじゃないか!」と期待している部分が導入にありましたのでちょこっとご紹介!

第1章 1−4過剰供給時代に向けての人材育成・キュアリアデザインの重要性


大学・専門学校の設置拡大により,理学療法士を日本中に供給することが可能となりました.いつの間にか世界一の人数を有する職能団体に!これで日本のPTも安泰だよね〜!ってわけには行きませんよね.だってライバルが多いんだもん.あっという間に後輩が出てきて追い抜かれる可能性も大きいです.
これからの若手も現在の中堅どころも先を見据えておかないと,あっという間に置いてかれるのかも.


私が今39歳.30歳手前ぐらいからブランディングを意識して進学や資格取得を目指していました.ほんと,10年前にこの本に出会えたらもっと効率よく,ガンガン突き進んでいたかもしれません.
きっと,今からでも遅くはない.この本を読んで前に進むべし.

2018年11月18日日曜日

【お礼】米国式整形外科グローバルスタンダート@千葉


無事に開催できました.



2018年11月17日,城西国際大学にて米国式グローバルスタンダート@千葉を開催無事に開催することができました.

参加頂いた皆様,講師の一色先生,サポートいただいた同僚の先生方が揃っていたからこその会だったと思います.ありがとうございました.


『エビデンスって何なの?』



ドキッとするようなコメントが随所に盛り込まれた講義.
PTとして患者さんに,学生さんに
『エビデンスとは・・・』と言えるセラピストがいるのかしら?自分でそう思っていても,本質はこういうこと(臨床経験+研究+患者特性(を評価できる能力))がバランスよく含まれている.
これが理学療法.

臨床経験が先に行き過ぎてない?
あるトピックスに縛られてない?
本当に,
患者個々に対応する理学療法ができてる?

そう,問いかけられ続けている(と思う)講習会でした.


受講生は胸張って言える



この状態の腰痛なら,週2回の介入を4週間でADLの阻害状況を半分にはできる!と受講生は胸を張って言える学びは得たと思います.
ただし,ここに個人個人の療法士としての経験値+研究論文を読み込む+患者特性を評価できる力量が備わらないと,言えるだけです.受講生の先生にはもちろん一色先生の思いも伝わっているので,更にその上,その先に進んでくれると思います.もちろん僕も.


まとめ



なにやら,来年の9月にも一色先生の講習会の開催の噂が・・・その時はもうちょっと大々的に,多くの人に伝わるようにコーディネートいたします!
皆で一緒に学びましょう(`・ω・´)ゞ

2018年10月10日水曜日

在宅医療では『他人が関わることで効果がある』

おこんばんは、PT クワエです(*`・ω・)ゞ

本日、大学内にて多職種連携にもつながる座談会に参加してきました。私、多職種連携委員でもあります。

本人がガン患者でもあり、ご両親をガンで看取った経験もある講師を招いての講演&座談会に飛び入り参加してきました。

講師の実体験を聞き、そのあとのグループワーク。理学療法士、ケアマネ、薬剤師、ソーシャルワーカー、看護師、介護師とほんとに多職種のグループの中でそれぞれの専門職としての思いを語り合いました。(私、この場でもファシリテーター、適材適所?)

ターミナル領域の世界観は経験が少ないですが、理学療法士としての思いを伝えて、お互いに『ふんふん!』とうなずくばかり。
そのなかで僕の心に残ったのは『他人が関わることで効果がある』という言葉です。

本人、家族は目の前の乗り越えなくてはいけない問題に直面し直視し『逃げられない』と思い込むことも。

その本人、家族に関わることのできる多職種の専門家ももちろん問題を受け止める。ただし、どんなに親身に接していても当事者にはなれない。でも、他人だからこそ少し冷静に、少し距離を保ちながら専門家としての冷静な見解を提供できる。

言葉は良くないけど、
『他人だからこそ、落ち着いて考え、専門知識を総動員し、本人・家族に向き合える』ことが効果があるのかと。

んじゃ、当事者になったらどうなるの?冷静に専門知識を使えないの?って疑問は宿題として持ち帰りました。
宿題は🍺を飲みながら考えます。
(作成時間12分)

2018年9月27日木曜日

一色史章先生(@fumi_sportPT)を城西国際大学に招いて講習会を開催します!

おはようございます,PTクワエです.

今日は告知です.
私が所属する大学の1年生がCalifornia州立大学に毎年度海外研修に行っております.
その際に,お世話になっている先生を,11月17日に城西国際大学にお招きして講習会を開催する運びになりました(∩´∀`)∩ワーイ

お招きする先生は
一色史章先生(@fumi_sportPT)です.














(めっちゃくちゃ頭いいです.すんげー臨床家です,すんげーいい男なんです!あと,すんげー飲みます)

アメリカでご活躍されております一色史章先生をお招きして、エビデンスに基づいた世界基準の整形外科徒手療法を学ぶことができます。

 日本で理学療法士の免許を取得された後、アメリカのピッツバーグ大学にて徒手療法を専門に修士号を取得。その後、ロマリンダ大学のDPT ( Doctor of Physical Therapy ) プログラムを修了し博士号を取得されました。現在もアメリカで DPT として勤務されてます。毎年、城西国際大学の海外研修(カリフォルニア州)時にも講義していただき、日本と海外の理学療法の違い、トップランナーとしての知見を伺ってます。


海外留学を希望する学生・セラピストの相談や研修の受け入れなどの活動も行われてます。 整形外科疾患、スポーツ障害、脳震盪、ウィメンズヘルスと幅広い分野で活躍されている一色先生の知識と豊富な経験に加え、腰痛に関して現存しているエビデンスレベルの高い介入方法を紹介していただきます。 さらに Movement System Impairment のセオリーにおける腰痛のアプローチも学べます。

1日の講習会で参加は10000円.
今日,10000円でこれほどまでに満足する講習会は無いです.

講習会の参加は下のバナーをクリックorタップしてください.
米国整形外科グローバルスタンダード@千葉

一色先生の今後の活動計画では
単独での講習会や日本での開催は頻度が少なくなるとか・・・

残り半分程度はお席がありますが,早めの参加申込みの手続きをおすすめします.
当日はPTクワエもスタッフとして参加します.
参加申込みの前に気になること,聞きたいことがありましたらご連絡くださいm(_ _)m

2018年9月22日土曜日

【報告】研究寺子屋in高円寺!1/2回目

本日もお呼ばれしました研究寺子屋!

高円寺のタスク管理仲間の古谷さん(pt_yanyan)所です。実は本日でお呼ばれ2回目なんです。

1回目の報告がブログのドラフト内で固まってました、もったいない&遅くなって申し訳ないですm(_ _)m
1回目は



いつもの療法士向けではなく、リハ関連諸種が多く参加してくれました。ありがとうございます。

療法士向けは研究のためのタスク管理を意識して話していますが、多職種向けへは投げかけ方を変えています。
より実務向けに、より明日使えるように。

タスクを行うものとして理解はしていても、管理するものとして活動している人も少ない感じ。
まぁ、僕はマニアックなので参考にはなりませんが、変態っぷりを見ていただいた上で、ご自身でできそうなタスク管理はないかと考えていただけたかと思います。

本日は今から2回目の開催。
今日はチームのタスク管理について語り、グループワークで更に具体的に進めていこうかと!皆さんの一助になるかどうか!?