町の防犯講演会参加して来ました
小学校が保護者、地域の方を対象とした防犯講演会を開催すると連絡があり、家族連れで参加して来ました。
講師は元県警の方で、今でもみまわり隊として宮崎県内で防犯に関する講演活動をされています。2時間の内容でしたが心に響いた事、ためになることがたくさんあったので数回に分けて記事にします。
宮崎は高齢者が多い
宮崎のある町の100歳以上は8人。(男2名、女6名)
65歳以上の高齢者数。65歳から79歳までは男女差無い。85歳からは女性が3倍も多くなる。やっぱり女性が強いんですね。
高齢者が狙われる犯罪は窃盗がダントツ。
空き巣、居空きが特に多い。
空き巣は室内が荒らされているので一目瞭然。
わかりにくいのが居空き。
これは高齢者の生活スタイルからうまれた手法とか。
高齢者夫婦だけの家庭では奥さんが最後に寝ることが多い。
その最後に寝る奥さんがお風呂に入る瞬間を犯人は狙っている。
奥さんがお風呂に入るときにはもう旦那さんは布団の中にいるので、お風呂の音がしてきた時を見計らって窓からこっそり侵入。
財布からお金を全部ではなくて数枚抜き取る。絶対にバック全部やお札全部を抜き取らない。
バックや財布は残っているので、奥さんは盗まれている事に気づかずに翌日、財布を開けて気づく。
「あれ?確か昨日はもうちょっとあったと思うけど・・・」
「もしかして夫かも?」と勘ぐっている内に発見が遅れる。
家の中を伺われないようにすること
窃盗犯はそとから家の中を見る方法をたくさん知っています。
その方法を使って悪事をはたらくんです。
家の中を伺われないようにするにはこの2つが効果的です。
1.カーテンをちゃんと閉める。

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カーテンは3センチも空いていれば覗けます。
夜になると光の向きにより中から外は見えませんが、外からはよく見えます。
カーテンを隙間なく閉めることで防犯となります。
2.クレセント上は必ずロックをかける。
クレセント錠ってのは一般的な窓サッシにある鍵のタイプです。
この鍵、フックを掛けてロックを掛けてこその鍵なんですが、めんどくさくてフックしか掛けない家がいっぱい。フックだけではマイナスドライバーを突っ込んでグリグリすると簡単に空いてしまう。
クレセント錠はロックをかけることで防犯になります。
日頃から何かしらの予想をしていないといざ動けない
強盗に入られた時、いざという時は足が動かない。声もでない。
いざという時事を考えて身を守る方法を知っておく事。椅子で心臓を守る。消火器をまく。殺虫剤を振りまいてもいい。何かあった時にする行動を決めておくと良いです。
凶器を持った相手に対抗できるのは勇気。できることなら被害に合わないように防犯ですませましょう。
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