2013年8月14日水曜日

50歳を超えると歩くのが遅くなり、62歳が曲がり角。歩幅の維持を優先にしましょう。

年を追う毎に人は多くの事を体験し、体にその経験値がたまります。
その経験値は徐々に身体機能に変化をもたらします。


良い方にも、悪い方にも。


その身体機能の変化は歩く状態を観察することでわかります。
本人よりも、周りの家族や友人が気づくことが多いのは歩く速度の変化。


「歩くのが遅くなったね」と言われたら要注意。



歩行速度の変化
自由歩行の歩行速度は加齢とともに曲線的な低下を示し、50歳以降に若年群より結に低くなり、急激な低下に移行する偏曲点年齢は男女ともに62歳頃とされている。

まだまだ働き盛りの50歳から歩行速度は低下していきます。
60歳で定年退職して、その数年後には急激な歩行速度の曲がり角に差し掛かる。
ここらへんは精神活動の変化や影響も受けるので一概には言えませんが、定年して日常的に体を動かす量が減ってきて、全身的な筋力低下が見られてくるからかもしれません。


歩幅と歩調の低下
高齢者は歩行速度の低下に伴って、歩幅、歩調も低下するが、歩幅の低下度の方が大きく、若年者との有意差は50歳以上に見られる。高齢者が若年者と同じ速度で歩く場合、高齢者は歩幅を大きくすることが困難なため、歩調を多くすることで速度調節する。歩調の減少は男性では60歳、女性では70歳から有意に見られる。
高齢者の横断歩道を渡る時を見てると、ちょこちょこと歩数を重ねて急いでるように見えます。
歩幅が大きく出せないので歩数で歩行速度を稼いでいるんでしょうね。


歩行速度は歩幅×単位時間あたりの歩数で決まります。
なので歩幅が大きく、単位時間あたりの歩数が多いと歩行速度は早まります。
歩くのが遅くなったねと言われないためにも、まずは歩幅の維持、拡大を優先にしましょう。