感染予防の意識からマスク着用率が増えてる
1年中を通して感染症は休むことを知りません。季節性のインフルエンザ、嘔吐下痢を引き起こすロタウイルス・ノロウイルス、今年の風疹の増加率には医療者として恐怖を感じずには要られません。
↑赤いラインが今年の風疹の報告数。増加量すんごい。
感染症の予防としてマスクを使用する人が増えてます。手に入りやすくなった事もあり、一般の方はもちろん、その方々を受け入れる病院においてもスタッフのマスク着用率は増えてきています。
私の勤務先ではほとんどの看護師がマスクをつけているくらい。白衣の天使のお顔が見えないのはちと寂しい。
マスクの効果
そのマスク、大丈夫? 予防効果10秒超UP術 : ためしてガッテン - NHKでマスクの効果や効果的な着用方法が取り上げられてました。
マスクはしっかりと着用することでウイスルの侵入を防ぐ事が出来るようです。
四六時中感染源にさらされているわけではないので、その患者さんと接する時だけでもいいんですね。
顔は見えたほうが患者さんの反応は良い
私自身が風邪を引いている時、病院全体としてマスク着用指示が出た時、患者さんが風邪引いいている時はマスクを付けますが、それ以外ではマスクはつけません。
感染症を予防していないじゃないか!医療者として大丈夫なのか?って言われるかもしれません。
自分自身が感染源でない時はマスクをしません。
その理由はマスクをつけると私の顔が見えないからです。
「目は口ほどに物を言う」とは言いますがそれは顔全体が見えてのこと。マスクで顔の下半分を隠した状態では表情を捉えることはできません。
治療中の患者さんは不安になりやすい。医療者の発言、振る舞い1つで気持が浮き沈みします。なら少しでも不安を引き起こす影響は少ないほうがいいでしょう。
白衣の天使の笑顔もマスクで隠すのはもったいないよね。
まとめ
患者さんの不安を減らすためにも、不必要なマスクの着用は減らします。
先週まで風邪をこじらせていて、マスクをちょくちょくつけていたのですが、マスク着用時の患者さんの反応の違いがあったので記事を書いてみました。
認知症専門のセラピスト曰く、「マスクをしているセラピストの話は半分も伝わらなくなる」と。気をつけましょう。
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