2014年3月31日月曜日

ファイト一発では人は助けられない。脳が筋出力を抑制しているからさ。

ファイト一発で人を助けることは無理

崖から助けるシーン

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このあとケイン・コスギ氏は相棒を引き上げるのですが、

こんな状況で体を支え上げる程の筋力が出るとは考えられません。


何故か!
それは、脳が筋出力を抑制しているからです。





可動出来る範囲と稼働できる範囲は違う


可動できる域です。
水平屈曲を例にして説明
水平屈曲0度
20140331130734


水平屈曲90度
20140331130842
水平屈曲135度

20140331131000
これが可動できる域です。


では、この角度でどれくらい筋力が出せるのかを測ってみます。

水平屈曲0度
握力43.2kg

水平屈曲90度
握力46.2kg



水平屈曲135度
握力39.8kg


いかがでしょうか?
可動できる範囲の間でも筋出力はすべて出せるわけではないのです。





関節の適合性がずれた状態では力は出せない


可動できる範囲の間でも骨と骨の関係がずれてしまう位置があります。その関節の関係性がずれた状態では筋力を100%発揮出来ません。


関節の関係性がズレた状態で筋力を100%発揮すると、関節に負担がかかり関節が故障します。怪我をしないようにと脳が判断し、脳が筋出力を抑制するためです。


だから、このシチュエーションでは相棒を支えるほどの筋出力を出すのは無理です。


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ケイン・コスギ氏の肩の方が心配です。