2014年1月24日金曜日

予想以上に対象者を選ぶのは大変。このフローチャートで情報を整理しておいて。

対象者の選択

対象は可能な限り公平に、無作為に選ぶというとこが基本ではありますが、対象の研究同意が必要な介入研究ではありえません。


理想は無作為抽出ではあるが、理想通りの標本抽出は難しいですが、観察的研究では工夫次第で可能であるとも言われています。





対象の属性を明確にする


注意深く対象を選んでいては、研究も先に進みませんし、時間も費用も掛かり、さらには思いもよらないバイアスが入るかもしれません。
参考記事: 研究を歪める3つの主要なバイアス(偏り)って?




臨床研究では、自らの対象者の母集団(ポピュレーション)と調査対象集団(ユニバース)と言われる理想の集団との違いを検討すれば十分です。






先日も例に出しましたが、A病院の膝OAの患者さんを対象とした場合、A病院の膝OA患者の特性を調査、公表します。調査対象集団に70歳以上の者が多いとか、農村地区に住居している人が多い、合併症の伴うものが多いなどの特徴です。


そして研究の理想と考えている調査対象集団は50歳以上で、合併症が存在せず、市街地・農村地区に関係なく住居しているものを対象としていのなら、この点の違いが結果にどう影響するか、と考察するのです。




対象の決定


対象の属性に際しては、どのような条件・手順で選ばれたかという取り込み基準または除外基準の明示、どのようなものが研究途中で脱落していき、最終的に対象となったものはどのようなものかを、すべて記録し、公開することが必要です。

フローチャートにそって情報をまとめておくといいですよ。