人が本を読むときはどんな時?
「人間関係が上手くいっていない」
「仕事が順調ではない」
「思い通りの生活が送れていない」
「幸せを実感できない」
と思う時です。
でも、内容を忘れたり、覚えていても使いこなせていなければ、何も変わりません。悩みは解消されません。
本を読んで、自分で何かを発見して、何らかの行動を起こしたら、人生は変わります。
5つのステップで人生が変わる
人生を変えるアウトプット速読法をマスターするには5つのステップをふむことが必要です。
1.何のために読むのか
本を読むことの目標設定をしましょう。
「どのような情報を知りたいのか」
「何のために読むのか」
求めるものが曖昧で「なんでもいい」「何かがほしい」と思っている人は結局、何も求めていないことになります。いくら本を読んでも、どんなにイイことが書いてあっても、「ああ、そうですか」で終わってしまうでしょう。
「◯◯◯◯について、知りたい:という「求める心」が先にあるからこそ、それに対する答えが見つかります。
「この本を読む目的は何なの」か、「自分はこの本から、何を学びたいのか」をはっきりさせておくことが必要です。目的が明確なほど、読書に対するエネルギーも高くなりますから、「本を読みたい」という気持を持てると思います。
2.本の中心点をつかまえる
著者が伝えたい主題、本の中心点を知る
そのためには、
目次
↓
はじめに
↓
あとがき
↓
著者プロフィール
↓
帯
の順で目を通します。
はじめにには、著者の問題提起が書かれています。その問題が自分の知りたい情報の答えとなるのかを知りましょう。
あとがきには、本全体を読んだら得られる世界観が書かれています。その世界観が自分の成長につながるものであるかを知りましょう。
著者のプロフィールも重要です。著者の肩書からどの世界に通じているのか、どのような実績を持つのか。肩書から言葉の信用度がある程度わかります。
帯にはキャッチコピーや推薦文があるので、そこも自分の心に響くのかを確かめてください。
全体を通して著者が伝えたい本の主題を抜き出します。
3.大切そうなところをチェックする
サマリー・リーディングという作業です。
大切そうなところをチェックするだけ。
探しだす作業としては
集中して読みたい部分
中心点に関わる部分
関心のある部分を見つけます。
見つけたところは付箋などでチェックする。
本の後ろからするとキーワードだけを見つけることが時短で出来る。前からだと本の内容を読んでしまい時間がかかる
4.「いちばん必要なところ」だけを読む
ピンポイントリーディングという作業です。
チェックしたところを読みます。
先に、自分が気になる点を付箋でチェックしているので、そこだけを読み進めましょう。
付箋が付いているところは、自分に「いちばん必要なところ」です。そこだけを読む。時間があればその周辺を読んで理解を深めましょう。
5.情報をもとに行動してみる
アウトプットです。
例として、本の内容を5分間、人に話す
本の内容をアウトプットすることで本の内容がインプットされる。
著者の言葉を自分の声で表出することで脳に深く刻まれます。
話して人に十分に伝わるのであれば、インプットは完了です。
話した相手に十分に伝わっていないのであれば、それはインプットが不十分だからです。
情報をもとに行動してみる。
見て、触って、味わって初めて分かるものがある。
まとめ
「◯◯の体操をすると健康になる」って本を読んだ。
正解:
「本を読んだ」
↓
「◯◯体操をする」
↓
「健康になる」
間違い:
「◯◯体操を読んだ」
↓
「健康になる」 と多くの人が勘違いしてしまう。
本を読んで行動する、行動を継続するから効果が得られるんです。読んで終わりではなくて、自分の行動としてアウトプットしていきましょう。
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